西浦庭園は明治13年(1880)に明治天皇が伊勢への巡幸の途中、西浦家にお泊りになった行在所跡である。
この巡幸を期に下街道が整備され、木製の多治見橋が架かけられ多治見村と長瀬村がつながり、多治見の町が大きく発展するきっかけとなった。
「下街道」とは、中仙道大井宿(恵那市)から槙ヶ根、竹折、釜戸,土岐、高山、池田、内津と名古屋まで続く街道を下街道と呼ぶ。
下街道は大井宿からの裏道として、この池田宿は明治期におおいににぎわった。現在の国道19号線にあたる。写真は池田町屋郷土資料館の玄関になる。当時の資料が展示されている。
「上街道」は、尾張藩がつくった街道で中仙道伏見宿、(御嵩町)、土田(可児市)、善師野(犬山)、楽田(犬山)、小牧、東片端(名古屋東区)に続く道を指す。
池田宿の昔の様子を残すために民家を資料館に改築してさまざまな池田宿の展示をしている。
株式会社レインハビタント
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